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ポルト
goat「愛」を細々と読み進めている。買ったときに少し読んで時間がたってしまったが、少しずつ消化していくつもりだ。
パク・ソルメさんの「ポルト」を読む。韓国の方の小説を読むのは初めてだ。様々な賞を取られていて興味はあったけれど手に取れなかった。翻訳の仕方もあるのだろうが、読んでいて主人公たちと散歩をしているようで、不思議な小説だった。
検索するとパク・ソルメさんは散歩文学などと呼ばれているらしい。エッセイなども出しているようでそちらも読んでみたい。
「ポルト」この小説は運転手を変えながら車の後部座席に乗っている私をさまざまな角度から描いた作品だ。
もっと言うならば、すべて回想である。主人公は足先が壁に触れるぐらいのベッドに横になりながら、今までの乗らせてもらった車の情景をつらつらと話してくれる。あとがきの方も言っていたが、車の小説で自分が運転よりも乗っている側というのはめずらしいと言っていた。私は運転ができない人間なので、そのような感覚はなかったのだが、言われてみるとこの小説はずっと第三者的でもあるし、不思議な作品でもある。
だけど、妙にほっこりするので、これはパク・ソルメさんの持ち味なのかなとも思った。
私は韓国は中心地しか行ったことがないのだが、地方での話でお墓の上でウサギが喧嘩していたというのが、なんだか微笑ましくて笑ってしまった。
2026/05/25(月)
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